ねえ知ってる?生活の知恵ブログ

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手作りペットフードのメリット・デメリット

 

今やワンちゃんネコちゃんは、ペットと言うより家族の一員の様な存在ですよね。

 

愛犬、愛猫に健康で長生きしてもらうためには、栄養と水分のバランスを考え適切な食事を与え続けることが大切です。

 

市販のペットフードは総合栄養食基準で栄養バランスは整えられていますが、

体に悪影響があると言われている添加物が多く含まれている場合もあります。

 

「安心なものを食べさせたい」「市販のペットフードだと食いつきが悪い」

 

等の理由で、ペットに手作りのご飯を作ってみたい!とお考えの方に手作りフードのメリット・デメリットをご紹介していきます。

手作りする前に飼い主の方が知っておきたいポイントをチェックしていきましょう!

 

手作りご飯のメリット

 

①食材を自分で選べる

手作りご飯のメリットは、飼い主が自分で材料を選んでご飯を作るため、体質や健康状態に合わせて食材を自由に選べることでしょう。

 

市販のペットフードで気になるアレルゲンの原因物質や、

化学合成物質などの食品添加物を避けることができるのも手作り食のメリットです。

 

また、添加物を使用しないナチュラルな素材にすることで、被毛だけでなく口臭や体臭・腸内環境の改善にも繋がります。

 

②水分が豊富で美味しく、食いつきが良い

食事の中で水分を摂取できることも、手作りご飯を与えるメリットです。

乾燥したペットフードを食べている場合、ペット自身が水を飲んで水分摂取をしなくてはいけませんが、手作りご飯には70%程度の水分が含まれているため、自然に水分を摂取できます。

 

体調や年齢に合わせて調整できる

成犬・成猫だけでなく、子犬・子猫や高齢・病気にかかっている犬や猫がいます。

それぞれが同じものを食べるよりも、体調や成長具合に合わせたものを摂取するのが望ましいです。

病気にかかっているペットには消化しやすい素材を使い、胃腸に負担がないようなレシピの手作りご飯を作れます。また、タンパク源になる肉の場合、豚肉や牛肉よりも鶏肉の方が消化吸収しやすいです。


鶏肉を使用している市販のペットフードを与えても構いませんが、飼い主が手作りをすることで栄養も細かく管理ができます。

 

手作りご飯のデメリット

 

①栄養バランスが崩れやすい

手作り食を作る場合、飼い主自身が犬や猫の栄養士となって、食材を組み立ててあげる必要があります。

 

栄養必要量、与えて良い食材などをよく理解したうえで、たんぱく質、脂肪、炭水化物、ビタミン、ミネラル量などの栄養バランスに注意しましょう。

 

手作り食を始める、新しいレシピを試すときには、正しい情報を持っているプロに相談しましょう。

 

コスパが悪い

手作り食は、市販のフードに比べて手間もお金もかかります。

理想的な手作り食を毎日毎食作り続けるとなると、よほど金銭と時間に余裕のある飼い主さんでないと難しいでしょう。

市販のペットフードと組み合わせて、バランスを取りながら与えることをオススメします。

 

 

いかがでしたでしょうか。手作りペットフードについてのメリット・デメリットを紹介してきました。

手作りペットフードを作る際の注意点も確認しておきましょう。

 

  • 見た目より食べやすさ優先!野菜やお肉のサイズを十分に細かくする

  • 濃い味つけ、人間の料理のような味つけはしない

  • 犬や猫が口にしてはいけない食材を避ける

  • 犬や猫に必要な栄養素を知る

  • 必ず多少の加熱処理をしてから与える

 

いかがでしたでしょうか。手作りペットフードのメリット・デメリット、注意点をお伝えしました。

手作り食を始める、新しいレシピを試すときには、正しい情報を持っているプロに相談しましょう。

 

ペットの栄養管理に特化した動物病院やわんちゃんに合わせたレシピを作ってくれる栄養学専門の獣医師さんがいます。

 

手作り食は既製品にはない温かみと新鮮さがあります。できることなら、自分が作ったご飯を食べさせてあげたいですよね。

手作り食を考えるなら、まずはペットの栄養学について学ぶことをおすすめします。