ねえ知ってる?生活の知恵ブログ

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ニキビ編 タンパク質とミネラルを取ろう!!

ニキビの続編です。


人間の体の2割は、タンパク質でできています。体の6割を占める、水分の次に多い成分です。
タンパク質は1種類ではなく、構成しているのは20種類以上ものアミノ酸です。

このたくさんあるアミノ酸により、内臓や筋肉、髪の毛、爪、ホルモンなど、体のあらゆる部分が作られています。そして、そのなかには皮膚も含まれています。
人間の体は、絶えず新しい細胞が作られ古い細胞と入れ替わり、早いと1日のサイクルで新しい細胞となります。このサイクルが遅くなる、つまり新陳代謝が衰えて新しい皮膚細胞が作られないと、古い角質が皮膚に残り蓄積されて毛穴を塞ぎ、ニキビの原因となってしまうのです。

原因となる新陳代謝の衰えを防ぐためには、肌を作るために毎日消費していく皮膚の元となるタンパク質を、十分に摂取する必要があります。
また、タンパク質の1種であるコラーゲンを、しっかりと摂取することも大切です。コラーゲンは細胞同士をつなぎ合わせて、必要な栄養や酸素を送ったり、体内で不要となった老廃物を取り除くための道を作ったりする働きをしています。このため、不足するとターンオーバーが適正に行われなくなり、美肌作りの妨げとなるのです。

さらに、タンパク質の合成に欠かすことができないミネラルを摂取することも大切です。必須ミネラルである亜鉛は、新陳代謝を良くする働きもあります。亜鉛が不足すると、正常に細胞分裂をすることができなくなるため、美肌作りには欠かせない栄養です。

タンパク質は、主に肉や魚、卵、豆類などの食べ物に含まれていて、意識的に摂取すれば日常的に取り入れやすい栄養ですので、不足しないようにしっかりと毎日の食事で取り入れましょう。